令和2年12月


30日(水) 今年最後?の夕日
■冬型が強まって、風が強く雨も降ったりやんだりでしたが、夕方晴れ間から夕日が見えました。ちょうどトビが鷹柱を作っていましたので、写し込んでみました。


29日(火) 今年最後の伊吹山
■30日から寒波がやってくるので、今年中に登るなら今日しかなく、テレマークスキーを担いで登ってきました。頂上を踏んでから、スキーを履き、9合目からの急坂は西の尾根近くまで行ってできるだけ緩い斜面を選んで慎重に降りました。平成29年3月や平成30年2月の時よりは滑りやすかった。

■ところが、5合目から2合目までの緩斜面では腐った雪に足を取られ何度も転んでしまいました。歩くほうがよっぽど速かった。実際3合目から2合目までの一部でいい加減いやになって板を脱いで歩きました。以前は全然大丈夫だったのに。難しい。

■頂上からの眺めは最高でした。雪を纏った白山や御岳がはっきりと見えました。


27日(日) スキー場利用鉢伏山
■せっかく雪が降ったのに、なぜか今季営業していない(コロナのせい?)、南越前の今庄365スキー場を利用して鉢伏山(鉢伏城址)をテレマークスキーで登ってみました。昨年一度も板を履かなかったので、うまく滑れるか若干心配でしたが、気温も高くザラメ一歩手前の雪質で、万年初級者の自分にも快適に登って降りることができました。往復1時間45分のバックカントリーもどき。


26日(土) 仁義なき戦い
■彦根の荒神山の麓にある曽根沼の周辺(公園)をカメラを持って散策しました。ふと水面を見るとなにやら黒いものがウネウネ動いていました。よく見ると大食漢同士の戦いでした。大きなオオクチバスといえどもカワウにはかなわないようで。

■その他、水鳥や小鳥などを眺めました。ミサゴも狩りをしていました(遠くてうまく写せなかった)。


20日(日) 米原は雪景色
■週末、ようやく寒波が訪れ、彦根から北は雪景色になりました。ただ、彦根周辺はすぐに溶けてしまいましたが、米原の山東町周辺では雪景色が広がっていました。野鳥観察も少し。


19日(土) 大阪からの帰り道のいつものいやなもの
■何度か取り上げたことがありますが、実家から滋賀に向かう途中、第二京阪自動車道の学研都市ICから降りてすぐのいやな光景。親の顔を見たいというか、こんなことする幼稚な精神構造の人間が人の親かと思うと。「♪日本が馬鹿で薄まってゆく♪」(byさだまさし)


■今回も鶴見緑地に寄って、鳥を眺めてきました。詳しくは→こちら

8日(火) カネヒラの佃煮
■まず、訂正から。アユの氷魚漁は12月一杯までと書きましたが、聞くところによると中旬まででした。お求めになられる場合はお早めに。その後は冷凍物で売られるかもしれません。冷凍物でも同じように茹であげると美味しいですよ。なお、正月明けからまた漁が始まるとのことです。

■今日琵琶湖の幸として珍しいものをいただきました。タナゴの仲間のカネヒラの佃煮です。タナゴは内臓があるととても苦いらしいのですが、内臓は丁寧に取り除いてありました。タナゴを食べるのは初めてですが、普通に美味しかった。

琵琶湖のタナゴの中で今残っているのはほぼカネヒラのみです。イチモンジタナゴはいなくなりましたし、シロヒレタビラはほんの少し限られた地域でかろうじて残っているのみです。河川に生息するヤリタナゴとかアブラボテは用水路などに普通にいます。

■カネヒラが強いのは、他のタナゴが春から初夏に二枚貝のエラに産卵し(寄生させ、いや片理共生かな?)、初夏から夏に貝から泳ぎ出すのに対して、カネヒラは秋に産卵し、冬の間も二枚貝の中である程度成長し、琵琶湖北湖では5月頃から貝から泳ぎ出します。その頃ちょうど捕食者のオオクチバスも産卵〜ふ化し出すので、オオクチバスの稚魚も小さく食べられにくいのだと思います。一方で、オオクチバスの稚魚は初夏には魚食性を発揮する2cm以上に成長し、後から出てくるその他のタナゴの稚魚は格好の餌になるのでしょう。同じように夏に産卵するワタカも減りました。フナやホンモロコは3月下旬頃から産卵しますので、食害に遭いながらもなんとかこらえているようです(稚魚放流もされています)。主に河川や河口近くで産卵するオイカワなど、オオクチバスの生息域からある程度離れ産卵するものは、たくさんいます。話が脱線しました。


7日(月) ワカサギとヒウオ
■氷魚と書いてヒウオと読む。アユが稚魚(成魚とほぼ同じ姿)になる前の仔魚のことで、イワシやイカナゴのシラスのような体型をしたもの。生きているときは体が透き通っているので氷のような魚に見えたり、氷が張るくらい冷え込んだ時によく定置網に入るからと言った説を聞いたことがあります。

■その氷魚が今日から漁獲されて(養殖用の活魚は12月1日から昨日まで)、おそらく12月一杯まで琵琶湖で漁獲されます。いつもあまり出回らないのですが、たまたま今日一部を購入することが出来ました。

■氷魚の食べ方として、イカナゴのくぎ煮のように佃煮などでも利用されますが、やはり獲れたばかりのものを、塩を少々加えた熱湯で茹でるのが一番。薄味にしてそのまま食べたり、あとで好みにより醤油を加えたり、ポン酢で食べたりお好みで食べると、どれも柔らかな食感でなんともいえないおいしさです。

■アユの仔魚なんて琵琶湖でしか食べられないと思います。清流の女王のアユの子供ですから贅沢この上ない。西浅井の道の駅とかびわ町の直販所などで購入することが出来ますので、今のうちに是非試してください。

■今日は、おまけ?としてワカサギが1匹混じっていたので、熱したフライパンに塩を振りまいてから焼きました。これがまた美味しい。国内外来種ですが今や琵琶湖の幸に仲間入り。実はこのワカサギ、アユの氷魚も餌として食べます。今なら成熟も始まっていますので「アユ入り子持ちワカサギ」が食べられるかも。


6日(日) だめだった
■あわよくばイヌワシに出会えないかと笹又から伊吹北尾根の静馬ヶ原まで行って1時間ほどじっと待っていましたが、現れてくれませんでした。その代わり、遠くてはっきりとは写せなかったのですが、ノスリらしきとクマタカらしきが姿を現してくれました。ドライブウェイは冬期休業中でしたが、同じように笹又から登られたのでしょうか、ドライブウエイのいつものイヌワシ撮影ポイントにひとりだけ超望遠レンズを三脚にセットされている人が見えました。


5日(土) オオワシ
■湖北山本山の「おばあちゃんオオワシ」が23年連続で越冬のためにやってきたと聞いたので、初めて見に行ってきました。山本山から少し離れた緑地公園?の駐車場に車をとめ、手持ちの望遠レンズを抱えて山本山の麓まで歩いて行きました。やはり木にとまっている姿は、大きな黄色いくちばしを持って堂々とした貫禄でした。しかし、飛んでる姿を見たくて待っていたのですが、なかなか飛ばない。結局4時間くらい待ちました。

■噂どおり多くの人たちが大きな望遠レンズを三脚で支えてカメラを向けておられました。近くの農道の半分が車の列と、三脚で埋まっていました。県道の路側帯をはみ出して三脚を置いている若者が通行の車に大きくクラクションを鳴らされたりしていました。近所の方々に迷惑がかからないようにしたいものです。


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