平成30年10月

■21日(日) ようやくの白山
■今年も登りたいと思っていながら、なかなか行けなかったのが白山です。福井県側からの優しげな山容や、御嶽と同じように高山でありながら、南側からの夏道にはほとんど危険な場所もなく、ありがたい山です。夏のお花畑も素晴らしい。

■今日はなるべく早く帰る必要があったので、短めのルートです(長めはこちら)。室堂の営業も、一ノ瀬からのバス運行も終わって、別当出合駐車場から、砂防新道〜黒ぼこ岩〜室堂〜御前峰〜お池巡り〜室堂〜展望歩道〜南竜〜砂防新道〜別当出合駐車場です。

■今日は快晴の一日で、少しかすんでいたものの絶景の連続でした。伊吹山も小さいながら能郷白山と比べても引けをとらない堂々とした姿を見せてくれていました。ただ、大失敗したことに、レンズのフィルターに異物がついていたのに昼の休憩時まで気がつかず、写真をPC上で確認するとまるでローパスについた埃のように、暗点がついていました。残念。あと、光の当たり方で紅葉の映え様が違うことに驚きました。


■20日(土) ビワマスと密漁
■今日午前中に床屋に行った後、とある川の中流で産卵遡上したビワマスの様子を観察してきました。再発見されたクニマスに匹敵する貴重なサケ科の固有種ですが、密漁をするために徘徊する輩が多く、なんとしてもビワマスをこれら不届き者から守りたい今日この頃。
詳しくは→こちら


■16日(火) YouTube
■13日に空木岳でお会いした健脚の女性が、YouTubeに写真を編集して動画としてアップするとおっしゃっていました。見つけました。「2018 10 13 空木岳」で検索。最後の方に青いザックの私も小さく映っていました。


■14日(日) 大津港周辺
■今日は、午後から大津で仕事で、その前に大津港周辺を歩いてみました。今日はジャズフェスティバルが開催されおり、パッチ状にあちこちでジャズバンドが演奏していました。


■13日(土) あこがれの空木岳
■一昨年に(もう2年経つのか・・)、南駒ヶ岳から眺めて、その堂々とした姿に、そこまで足を伸ばそうか、悩んだあげく、体力的に無理だと諦めたのが空木岳(2863m)でした。今日ようやく駒ヶ根から登ることができました。ただ、残念ながら、頂上はガスに覆われ、全方向にあっただろう絶景はほとんどは見られませんでした。

■しかし、思わぬ収穫もありました。同じ駐車場所からほぼ同時に歩き始めた、単独のかなり健脚の女性がいて、抜きつ抜かれつしながら登頂したのですが、頂上と、下山時の沢沿いの道を歩く間、かなり長時間お話していただきました。奈良から来られたとのことですが、かなり登山経験がおありで、よく北アルプスを、時には山小屋を使いながら歩かれているとのこと。私が、気になっていた北アルプスのとあるルートも朝早く出発すれば日帰りが可能と教えていただきました。来年の目標ができました。楽しいひとときをありがとうございました。驚いたことに、今夜も車中泊して明日どこかの山に登るとのこと。またどこかの山でお会いできますよう。

■今回、山と高原地図に書かれていた、林道終点に車を駐めるつもりが、かなり手前で通行止めになっており、登りだけで1時間のロスでした。そのせいもあってか、往復10時間20分かかってしまいました。

■余談ですが、最近私の○−ミンのGPSの調子が悪く(?)、誤差が大きくなることが多くなりました。今回も一部、全く歩いていないところにトラックが刻まれていました。また、GPS本体の表示では歩行距離が30kmになっていましたが、カシミールに落とすと25.9kmとなっていました。感覚では後者の方が現実に近そうですが、どうなってるのでしょう。


■8日(月) 御嶽剣ヶ峰
■噴火から4年経ち、ようやく剣が峰(3063m)に立つことができました。噴火の6日前に登り、その後、8合目まで開通、9合目まで開通、9合目から継子岳まで歩けるようになったと聞けば、毎年のように黒沢口から歩きました。その度に素晴らしい景色を眺めながら、同じように秋の景色を楽しまれていたはずの、子供さんを含めた犠牲となられた方々のことを思わずにはいられませんでした。

■てっきり解体されたと思っていた頂上山荘が、被災したそのままの形で残されていたことに驚きました。また、解体されたニノ池小屋が新造されていました。ニノ池小屋も多くの人々の命を救いました。慰霊碑に刻まれていましたが、この悲惨な災害を忘れてはいけないと思います。噴火までは見たことがなかったのですが、今日は多くの方がヘルメットを持参、または着用しておられました。教訓は活かされているようです。

■剣ヶ峯に行けなかった去年とは違ってとても多くの人が、黒沢口か、御嶽ロープウェイから登っておられました。歩行時間がやや短い田野原からの登山道は、火口の縁を歩くため犠牲者が多かったせいか、まだ開通していません。

■頂上山荘からの最後の階段には皆さん登頂への順番をきちんと並んで待たれていました。頂上でも噴火前のような、笑顔の方はほとんどおられませんでした。手を合わせる方もおられました。こういった多くの方々の真摯な姿に妙に感動しました。


■6日(土) 平地のコマクサ
■久しぶりに実家に帰った後、近くの鶴見緑地公園(花博記念公園)を散策しました。この公園は元々、ゴミ捨て場であったところを埋め立て、緑地公園にした場所です。子供の頃からの遊び場でした。今では整備も行き届いてすっかり府民の憩いの場となっています。(詳しくはこちら)

■ここで、高山植物のコマクサが咲いていました。といっても咲くやこの花館の中ですが。


■1日(月) 台風一過の朝
■大型で非常に強い台風24号が滋賀県に近づき通り過ぎていきました。滋賀県の東側を通ったため、西側を通った前回の台風21号に比べ雨風は弱く、被害も少なそうです。しかし、川は増水し茶色く濁っていました。

■夜勤明けの今朝、台風一過の風景を写しました。


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