平成29年6月3日三子山〜四方草山〜山女原〜鈴鹿峠〜高畑山 意外と険しい鈴鹿南部の低山群。見晴らしのよい高畑山に感動!


■鈴鹿峠から県境尾根伝いに三子山(568m)〜四方草(しおそ)山(667m)〜霞ヶ岳(630m)〜錐山〜安楽峠まで縦走し、その後東海自然歩道で土山町山女原経由で鈴鹿峠にもどり、さらに南へ高畑山(772m)まで往復しました。途中四方草山手前、錐山からの下降部、高畑山手前で痩せ尾根の崩壊地を通過する際に少し神経を使いましたが、後から振り返ると楽しい経験でした。行き場がなくなって一旦引き返し登り直した「犬返しの険」よりはマシだったかな。

■今回驚いたのは、低山でありながら360度遮るものがなく、すばらしい眺めの高畑山からの風景でした。北は鈴鹿山脈の核心部、南は那須ヶ原山とさらに奥の青山高原、北東〜東には伊勢湾、そして西〜北西には琵琶湖が望めました。鈴鹿南部もなかなかのものです。

■17.6km、7時間29分の行程


■国道1号線沿いの旧鈴鹿峠付近にある駐車場から出発。この駐車場に入るには三重県からの左車線から入らないと滋賀県側の車線からは中央分離帯があるために入られませんでした。  07:30


■駐車場付近には一面の茶畑。


■旧鈴鹿峠付近にある三子山への分岐を左折(北進)。


■整備された遊歩道。東海自然歩道の一部のようです。


■清楚なシライトソウ。


■樹林の中の三子山V峰 08:03





■さらに主尾根を進み三子山U峰。樹林の中。 08:13


■刈り払われた三子山T峰。ガイドブックにはここから先は、道が不明瞭な上、岩場や迷いやすい箇所があるため安易に縦走しないことと書かれています。 08:22


■確かに三子山までとは違って道が不明瞭ではあります。


■振り返るとこんもりとした三子山。


■ロープがある風化した岩場


■おお、確かに若干危険かも。


■やや痩せ尾根が続きます。


■山と高原地図にある危険マークの箇所。


■道の横は断崖。


■低山なのに高度感いっぱい。


■道を外れないよう慎重に。断崖です。


■危険箇所を過ぎるとまもなく、四方草南峰 08:57


■滋賀県方向


■鈴か南部で時々見かけるよく分からない「水」。


■四方草山本峰 09:04





■ここからもやや痩せ尾根が続きます。


■霞ヶ岳らしき山塊が見えてきました。


■今度は三重県側に断崖。


■霞ヶ岳分岐を右に折れます。


■すぐに霞ヶ岳到着。見通しなく、すぐに分岐まで引き返し。 09:28


■分岐から主尾根を北進。


■錐山到着 09:40


■さらなる痩せ尾根。


■尾根を直進したくなりますが、テープの目印に従い右折。確かに注意が必要。


■三重県側の新名神が見えます。


■あれは鬼ヶ牙ですね。


■続く痩せ尾根。


■おおっと。右側が切れ落ちています。


■のぞき込むとゾクッとしました。


■慎重に通過。


■この先で道がなくなってる?


■いやいや、これを下りて行くんですね。


■慎重に。


■途中まで下りて振り返り。出っ張りの右側を下りてきました。ロープもありません。


■さらに急坂になっていて、周りの枝をつかみながら慎重に下りて行きます。


■もし滑り落ちるならなんとしてでも左側へ。左は樹林。


■何とか通過。


■あの崩壊地の右端を下りてきたんですね。


■怖さの余り顔もゆがみました。


■大峠。ここから先は特に危険な箇所はありません。 10:01


■相場振山と書かれています。地図には山名が書かれていません。 10:23


■舗装路の安楽越。ここからはウォーキングモード。まっすぐ尾根を登ると臼杵山へ。私は左へ山女(あけび)原へ。10:27


■よく見ると何かいる。


■こちらにも。


■山女原に出ました。


■ひっそりとした山の子はうす。


■神社に寄ります。上林神社。 10:52





■荒ぶる神でありながら、慈悲深い御祭神。








■さらに進みます。車もほとんど通りません。この下に新名神のトンネルがあるとは不思議な感じ。


■歩いた稜線?


■何かいる。


■兼東海自然歩道の林道へ。








■自然歩道沿いの小川で休憩。 11:26ー11:52





■樹液を出して色々ないきものを育ててきた命の樹。


■カワトンボ


■林道分岐を左折





■急登の東海自然歩道を登りきると、三子山手前の主稜線。


■行きに通過した主稜線。ここから旧鈴鹿峠へ戻ります。  12:29


■茶畑が見えてきました。


■旧鈴鹿峠の最高点。ここから南へ。 12:44


■田村神社跡


■主稜線から少し東にそれた鏡岩へ立ち寄り。天然記念物。





■鏡岩からの国道1号線。





■何となくテカテカしているような。


■主稜線へもどり、南へ高畑山を目指します。一面の笹原。鈴鹿の山でも笹原が鹿の食害で消滅した山(霊仙や御池岳など)があるのに、どういった違いがあるのやら、不思議な感じです。


■歩きやすい尾根道を南進。


■三重県側。


■ここで今日3回目の危険マーク登場。


■とにかく岩が風化しており、蟻地獄のように滑りそうで怖い。


■慎重に通過すると、ベニドウダンが待っていました。


■青山高原が見えています。


■高山のような草原の高畑山。


■高畑山到着。360°の見晴らしにびっくり!  13:46


■北西方向。琵琶湖が見えています。


■鈴鹿山脈の核心部の御在所山と鎌ヶ峰。


■東側。伊勢湾が見えています。


■南の那須ヶ原山方向。


■南西方向。


■さらに西側には琵琶湖南部が見えています。


■西側の遠くに比良山地。


■高畑山の南側に少し下りたところには大岩。


■ここからの伊勢湾。


■そろそろ戻る時間ですが、少々名残惜しい。 13:51


■ベニドウダンを眺めて


■再度危険箇所を通過。





■四日市方向?


■鈴鹿峠に戻りました。少々この辺りを散策。





■険しいところもありましたが、すばらしい景色を眺めることができ、楽しい山行でした。  14:56


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