平成29年5月14日彦根裏山の不思議空間


■土曜日の昨日は家で仕事の残務をしながら、だらだらと引きこもっていました。今日はなぜかうまくいかない仕事のことや諸々のことを考えて悶々としているうちに、午前中が過ぎてしまいた。これではいけないと思い、「やはり運動を!」ということで、彦根の裏山を峠まで車で行き歩いてきました。

■いつもの比婆山(669m)周辺ですが、関電巡視路を頼りに初めての尾根を歩くと採石場跡の上部に出てしまいました。尾根の中で苔むした石灰岩と朽ちた休憩小屋?が同居していたり、不思議な空間でした。

■その後比婆山〜男鬼(おおり)町〜武奈町〜大杉竜王社を周回しました。人気のない整然とした集落や神様の依り代の大杉や大岩など、これらも山中に忽然と現れる不思議な空間でした。昼から軽くと思っていたのですが、舗装林道も含め17km歩いてしまいました。

■おもしろ系のマムシグサの仲間はたくさん咲いていたのですが、華やかな花はあまり見られなかったところ、思いもかけず一箇所だけホタルカズラが咲いていました。小さいけれど存在感のある花でした。

■午前中のだらだら感から、午後からは一気に充実感いっぱいに変わりました。17km、5時間20分の行程


■林道の峠に駐車。巡視路尾根に取り付き。  12:37


■「ばんざーい!」


■「そんなにくっつかれると照れるなぁ〜」 仲がいいマムシグサの仲間。


■比婆山はすぐそこ。


■湖北の風景がちらっと。


■藪なし。鹿は多そう。


■足下には小さい花


■これはミヤコアオイでしょうか。


■比婆山への分岐を曲がらず赤テープを頼りに直進。いきなり足下から鷹のような鳥が飛び立ち、悠々と森の中を飛んでいきましたが撮影できず。


■その鳥を探しながら進むと、なぜか人工物。


■いきなり広場に出ました。  13:01


■帰ってから地図を広げるとこの辺りはイワス(639m)という名前の山らしい。 


■そして、採石場跡にでました。ここは彦根の町中からも見えるところですが、初めて足を運びました。


■霞んでいますが湖東の平野部がよく見渡せます。


■次に採石場を横目にあの小ピークへ行ってみます。





■と、ここで2羽の鷹が! クマタカ? 森の中を飛んでいたのはこれか。





■採石場の上部。ここも広い平坦な場所です。


■廃墟っぽい。





■休憩所だったのでしょうか。


■少し進むと苔むした大岩が散在していました。


■もうこの辺りは道もなくなりました。





■この少し向こうがピークだと思いますがこれ以上進めません。


■引き返し、巡視路テープを辿ると鉄塔に。


■採石場に引き返します。





■妙にアルペンチック


■比婆山手前の鉄塔。雪の時にはここからの見晴らしが良くて感動しました。


■が、今は木々の緑に阻まれ御池岳も鍋尻山もほとんど見えません。


■登り切ると比婆山頂。


■いつもの休憩ポイント。


■霊仙がすぐそこに。


■比婆山頂  14:26





■大好きな場所、比婆神社。


■山中の参道をしばらく下ります。








■途中で林道に。


■比婆神社の一の鳥居 15:00








■廃村状態の男鬼町


■細流なのにイワナが。





■長い釣り竿をもったウラシマソウ。「イワナ釣ったるで〜」














■武奈町への分岐





■真新しい花が添えてありました。














■林道を歩くと必ずと言っていいほど出会う風景


■廃村状態の武奈町入り口








■クリンソウでしょうか。





■人はいません。


■湧き水の出口でしょうか。ここから小さな沢が流れていました。





■少し進みましたが、道がほとんど分からなくなり引き返し。





■手入れはされているようです。


■神社がありました。


■綺麗な佇まいです。














■武奈町を後にします。





■大杉竜王社への分岐











■琵琶湖の龍神様の依り代の大杉


■さらに上へ進みます。


■頂上らしき場所には大岩が点在











■由緒書き。不思議な物語。


■その後、林道を駐車場所へ向けて戻ります。


■うっすらと伊吹山


■羽化したばかりでしょうか。オオミズアオがじっとしていました。





■美しい蛾だと思います。





■植林の中の男鬼山


■足下の青色に目をやるとホタルカズラでした。


■小さいけれど存在感があります。





■再び霊仙


■不思議なキノコ


■歩いた比婆山手前の鉄塔尾根





■日も傾いてきました。  17:49


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