平成28年8月27日日本コバ


■今日は朝に雨で、予報では午後から晴れマーク(日本気象協会)であったので、近場で午後からでもいけそうな日本コバ(934m)へ。名前からして以前から気になっていた山で、今回はもっとも楽そうな北側の峠から林道を利用するコースを選びました。

■山渓の「東海周辺週末の山登りベスト120」というガイドブックによると惟喬親王(これたかしんのう:木地師の祖といわれる)御陵から登りだし、林道へ合流、林道終点から整備された登山道を登ると書いてありましたが、この記事が書かれた頃とはたぶん2年くらいの開きがあり、登山道に出るまではその状況とはずいぶん違っていましたので要注意です。また、登山道も整備されたという印象ではないなと思いました。ただし、要所要所に看板やテープが貼られていましたので注意深く行けば問題はないかと思います。

■標準コースタイム往復5時間のところ、3時間、10.7Kmの行程。天気も悪くやや足早に行きました。


■惟喬親王御陵 入り口。ガイドブックではここから尾根に取り付くとあります。13:39


■端正なお顔立ち。


■御陵の道を進むと左へ続き道がなくなりました。しかたなくそのまま尾根に登ると林道工事現場にでました。


■GPSを頼りに林道の本線に出て登山口を目指します。


■昼から晴れマークだったのに結局晴れませんでした。


■「登山口まで60m」との標識を越えて進みますがいっこうに登山口は現れません。林道もなくなりあきらめ気分で引き返します。


■あきらめきれずにGPSで尾根上の登山道を確認して林道から近いところを無理矢理尾根に向かって登ります。


■尾根に出ると登山道でした。14:33


■ガイドブックには整備された登山道とありましたが、踏み跡程度でした。テープは要所要所に付けられていました。それを頼りに進みます。


■政所からの登山道と合流。14:35


■衣掛山 14:38


■一般的な藤川谷登山道と合流。14:46


■最初の渡渉。ルート上に確か4回の渡渉がありました。水量少なく問題なしです。





■藤川谷源流部。眺めて歩いているとテープを見逃しそうになります。


■苦もなく山頂到着。15:04


■広いが樹林で見通し利かず。


■咲いていた花はこの種類だけ。





■天気も回復せず、すぐに引き返す。下山しながらもう一度来た道を振り返ります。


■川沿いに進んでいますが、油断するとまっすぐに行きそうになりました。ここを右に渡渉します。


■藤川谷源頭部の湿地帯


■登山道脇が切れ落ちています。


■所々地面を覆っていました。これは何?


■登りで登山口が分からず無理矢理尾根を登って登山道に合流しましたが、下りその地点を過ぎてそのまま登山道を行くとテープはありましたが道らしき道はなくなりました。そのまま突っ切ります。


すると林道脇の待避所へ出ました。写真の森の中から藪漕ぎをして下りました。この地点は行きに「登山口まであと60m」の標識(右下)があった場所です。15:55


■無事に林道まで出ましたので、ガイドブックにあったビューポイントの盤石の丘に立ち寄りますが、霧で何も見えません。16:01


■ガイドブックではこの辺りで、一旦山の中に入り惟喬親王御陵へ向かう道があるはず(登りで分からなかった登山道)。確かに左手に踏み跡がありますので入って行きます。


■が、踏み跡なくなりました。仕方なくGPS頼りに御陵に向かっていきます。


■御陵の上の谷に下りると湿地帯で、乾いたところを探しながら下ります。


■水が湧き出ています。


■御陵上部へ出ました。16:27 鈴鹿では「あれ?」と思うようなことが何度かありましたが、ここもその一つに加わりました。林道歩きは退屈ですし、あまりおすすめできません。私自身登ったことはありませんが、一般的な藤川谷コースの方が良さそうです。


ページ先頭へ 前へ 次へ ページ末尾へ