平成30年12月24日信楽高原笹ヶ岳


笹ヶ岳(738m)を登りました。信楽高原周辺では最も高い山です。先週と同じく、信楽駅前から歩きました。信楽駅で280mほどの標高ですので、標高差でいうと450m程度ですが、駅から登山口までは約5kmあります。登山口周辺には車を駐めるところがありません。約1kmほど手前の国道沿いに若干のスペースがありますが、長時間駐車するには若干心配です。

■その登山口ですが、国道沿いには「登山口→」の標識があるものの、どうしても国道に沿った里道からの取り付きが見つかりません。15分くらい民家先の道に迷い込んだり右往左往してしまいました。諦めて、しばらく県境方向へ歩いたところ、二つ目の登山口の標識がありました。ここから登る予定ではなかったのですが(山渓の分県地図には書かれていなかった)、ここから登るしかありません。はじめからかなりの急登でしたが、登山道の道の笹が刈られ、整備されていました。背は低いものの笹が多い山でした。山の名の由来?

■低山でもあるので、見通しはあまり期待していませんでした。笹ヶ岳の頂上もやはり見通しはあまりよくありませんでした。そこに信楽焼のタヌキとカエルが置かれていてました。さらに、そこから先の緩やかなアップダウンが続く尾根を行くと、ガイドブックの通り雨乞岩がありました。ガイドブックではよくわからなかったのですが、この岩に立つと、鈴鹿山脈から南の布引山地北部が見渡せ、その手前には忍者の郷甲賀〜伊賀も手に取るようでした。思ったより素晴らしい展望台でした。

■今日は登山口から下山まで誰一人と会いませんでした。動物の気配もありませんでした。

■信楽駅前の駐車場から出発 11:08


■大戸川沿いに歩く。信楽らしく窯業試験場。


■低山に囲まれた信楽高原。


■目指す笹ヶ岳


■三重に抜ける国道422号線。国道歩きは楽しくない。


■人の気配はないが、何やら賑やか。


■登山口を指す看板。右から来る里道に登山口があるはず。12:12


■しかし、民家や作業場があるだけで標識はなし。


■迷ったあげく、諦めていったん東へ向かい国道に出てしばらく歩くと2つめの看板。予定していた登り口ではないがここから行くしかない。


■舗装農道の先に登山口 12:29


■何の詩かわからなかったが、よく見るとササユリの絵が描いてある。そういうことか。6月下旬頃に来ると見られる?


■猿飛石


■延命水


■登山口からかなりの急登が続く。


■鯨のように口を開いた大岩。


■笹の丈が長くなった。


■ここでこんもりとした大岩が二つ。


■大きな餅のよう。





■まもなく頂上。誰かいる?


■タヌキだった。信楽高原の方を向いている。


■カエルも。13:14





■遠くに比叡山?


■ここから先に進む。少々アップダウンのある尾根道。





■お大師様のくぐり岩


■これをくぐる? 諦め。


■先に進む。


■なめこ??


■尾根の分岐を左折すると東屋。この辺に井戸があるとのこと。忘れていて通過。13:39





■いきなり視界が開ける。


■大岩で道がなくなる。雨乞岩 13:39


■なぜかすっぱりと切れ落ちていて、除くと怖い。


■布引山地の青山高原のなだらかな尾根


■その向こうにも山が連なる。


■風車が見える。


■鈴鹿峠方向。


■南側から見る鈴鹿山脈。


■雨乞岳、御在所山鎌ヶ峰








■鈴鹿山脈北部方向


■猿


■思いもかけずの展望に満足し、下山開始。南側間近にゴルフ場。 13:57





■再び笹ヶ岳頂上 14:21


■別の道を辿る。はじめは明るい尾根。


■登山道は右(北)へ折れ、谷道を一気に下りる。


■平坦な台地に出る。


■道は林道となる。


■見覚えのある作業場


■作業場の横の狭い道へ入る。写真の笹と林道の間。


■すると畑?の横にでる。


■看板らしきが転がっている。文字は消えかけている。


■抜けるとはじめに右往左往していた市道に。当然登山口を示す標識はない。ここから登ろうとしていたが、見つかるわけがない。 14:58


■帰りは、車の少ない国道沿いの旧道を通る。


■所々にあった見守りタヌキ。駐車場到着16:02


■登山口から登山口までは7.7km、2時間40分の行程。


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