令和元年8月17日御嶽山剣ヶ峰


■今年の7月1日から10月16日まで、御嶽山最高点の剣ヶ峰まで規制解除されたと知り、夏の間に登りたいと思っていました。御嶽山は3000メートル峰ながら、危険な箇所も少なく登りやすい山で、毎年の様に登っています。ただし、噴火がなければですが。登りやすいだけあって、噴火の時に小さなお子様まで犠牲になってしまいました。

■今日も黒沢口から登ったのですが(田野原からは八丁だるみが噴火口の周囲を歩くルートのため、九合目避難小屋から先が通行止め)、多くの方がヘルメットを持参され、悲しい出来事の教訓は活かされていると実感しました。

■今日は、三ノ池から八合目女人堂へ通じるトラバースルートが通行可能なら、剣ヶ峰登頂後に摩利支天基部〜継子岳〜三ノ池〜トラバースと周回しようと思っていたのですが、残念ながら崩落のためトラバースルートが使えず、雲が切れるのを待って賽の河原の東端から三ノ池を眺めてから引き返しました。三ノ池は本当に綺麗なカルデラ湖で、これを見るだけでも十分来た甲斐があったというもの。残念ながらニノ池も噴火前はコバルトブルーだったのですが、噴火後に流れ込む火山灰が堆積し、灰色の湖に変わってしまいました。

■今日は、時折晴れ間が見えるものの、雲が多く、北アも中央アも全く見えませんでした。その点、今日の一番の残念なところでした。また次の機会に。

■今日はなぜか、東からも西からも風が吹いて、御嶽の稜線上でぶつかる形となり、東西から雲が湧き上がる不思議な風景でした。風はやや強くて、9合目から上では寒いくらいでした。

■黒沢口第2駐車場から出発 06:47


■最初は針葉樹林


■御嶽ロープウエイからの道と合流。今日は早くから開業していたのか。 08:25


■8合目女人堂


■森林限界を超える。


■八合目半の急登 09:16


■九合目上部。剣ヶ峰は雲に覆われて見えない。 09:34


■振り返ると、残雪の時にテレマークで滑り込む急斜面。


■頂上直下のシェルター 90人くらいしか収容できない。


■最後の階段


■剣ヶ峰頂上 新しくなった祠 09:53


■見下ろすと解体中の頂上山荘


■早々に頂上を離れる。慰霊碑に手を合わせる。


■ニノ池に向かう。雨に流されて、堆積した火山灰がここに蓄積される。


■堆積した火山灰で灰色になったニノ池











■賽の河原まで足を伸ばす。





■避難小屋


■賽の河原東端から見下ろすと三ノ池。こちらはコバルトブルー。





■一瞬霧が晴れた。














■引き返す。ニノ池ヒュッテ。復興のシンボル。








■噴火の時、ここを駆け下りてニノ池小屋へ避難した人もいた。


■火山灰が残る。


■9合目から下山開始 12:11


■六根清浄





■6合目小屋。小屋の中から女性が通りかかる皆さんに「お疲れ様でした」 疲れが飛んでいく。


■下山完了 14:21


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