令和元年8月11日奥穂高日帰り


■昨年の中央アルプス空木岳に登ったときに、たまたま健脚の女性と山で一緒になり、少しお話をしました。その中で、北アルプス奥穂高岳も白出沢ルートで日帰りできると教えていただき、今年の目標にしていました。

■山の日の今日、満を持して意気揚々と0時30分に彦根を出て、4時15分頃に新穂高に到着しましたが、登山指導所手前の有料駐車場は満杯鍋平の無料駐車場も満杯。5時30分に鍋平の有料駐車場が開くと案内の方から聞き、気分が萎えかけていましたが、しばらく悩んで、そちらに駐めることにしました。ところが、長蛇の車の列で、結局駐められたのは6時頃になってしまいました。

2時間近くのロスタイムを挽回しようと、登りに頑張りすぎて、白出沢の岩場の最後の急登、穂高岳山荘を目前にして足がほぼ固まったようになかなか進まなくなりました。しかも、登りは日が照って、暑い。歩きにくい岩の連続で、いつもは、小幅で歩くことが多いのに、岩に合わせて歩幅を常に変えなくてはならず、余計に疲れてしまいました。

■さらに、穂高岳山荘周辺は人だらけ。奥穂高岳への登りは渋滞。結局タイムリミットとして設定した、13時にようやく頂上直下に到着しました(三角点は写真撮りの人たちの渋滞で諦め)。

■結局、登山指導所を基点に往復11時間半かかってしまいました(渋滞のおかげで、足の疲れは大分ましになりましたが)。白出沢分岐を基点にすると往復約9時間でした。槍ヶ岳往復の方がよっぽど楽だった。焦りすぎて花の写真もじっくりとは撮れなかった。

■とはいえ、霧がかかっていましたが高山特有の風景は素晴らしかった。もう少し楽して行けるといいのですが。

■鍋平の有料駐車場 05:59


■鍋平から登山指導所に向かって急坂を下りる。ヤマシャクヤクの様なつぼみ。


■登山指導所で登山届提出 06:22


■まもなく開くロープウェイ駐車場も長蛇の列


■笠ヶ岳?


■錫杖?


■長い右俣林道を早足気味で歩く。避難小屋らしくない穂高平避難小屋 07:10








■白出沢への分岐 右へ 07:43


■はじめは奥深い針葉樹林





■板をロープで固定しただけの橋。この方が増水時に耐えられる?


■橋を渡ってすぐ重太郎の岩切道へ続くはしご 06:55


■さらに続く。


■崖にはニッコウキスゲ


■鉱石沢出合。右の山道へ。


■左から来る荷継沢を越えて白出沢本流へ。


■振り返ると笠ヶ岳の向こう側に白山


■カミキリムシ


■大小様々な岩の連続。歩きにくい。目印もわかりにくい。


■上空にけたたましくホバリングするヘリ。ただならぬ雰囲気。後日、ジャンダルムから滑落死亡事故があったと報道。





■穂高山荘の石積みがなかなか近づかない。


■ようやく峠。ザイテングラートに下にはテントの花





■奥穂高への登りは渋滞 12:10








■はしごを下りる人を待つ 12:21


■雲の中にヘリ。


■急登を登ってもさらに続く。





■ジャンダルムは雲の中。この雲の中に滑落した人がいるとは・・








■ジャンダルムからこちらへ向かって来られる人たち。


■写真撮りの順番待ち。





■代わる代わる祠でポーズとる人を右の人が撮ってあげている。


■この順番待ちに混じりたかったけど、タイムリミット。 12:59


■雲も近づいてくる。雷が来ないうちに。





■下りのはしごも順番待ち。常念岳が顔を出した。


■頂上から43分。焦り始める。 13:43


■しかも雲に覆われる。


■不思議な・・





■あの雪渓の穴に落ちると助からない。


























■高度を下げるにつれ、伊吹山でも見る花も。























■再び岩切道。慎重に。


■ここを越えれば危険なところはほぼなし。 16:00


■見たことがない花も。








■林道出合 16:41


■指導所着 17:58


■しんどかったけど充実した一日・・・だけど、最後にこの山を30分かけて登らないと鍋平へ戻れない。罰ゲームのよう。


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