平成30年10月6日鶴見緑地 平地で高山植物


■久しぶりに実家に帰った後、近くの鶴見緑地公園(花博記念公園)を散策しました。この公園は元々、ゴミ捨て場であったところを埋め立て、緑地公園にした場所です。埋め立てが行われている頃には、何カ所かに煙突のようなものが建てられ、そこからゴミから発生したメタンガスが排出され、それに火が付けられて燃えていたのを覚えています。もしかしたら子供心にそう思っただけで、違っているのかもしれませんが。

■子供の頃は、埋め立てられてすぐで荒涼とした雰囲気でしたが、今は様々な雑木が植えられ、立派に森林浴が楽しめる憩いの場となっています。

■大池では子供の頃は自由に魚釣りができて、小鮒をたくさん釣りました。そして、いつ頃からかブルーギルが釣れだしました。はじめて見る魚で、小さいものは縞模様があってとてもきれいな魚と思って、持ち帰って飼育したりもしました。ブルーギルがたくさん釣れるようになっても、同じように小鮒もたくさん釣れました。今思うと、ブルーギルとフナは共存するんだと思います。それ以降もオオクチバスは見ませんでした。ブルーギルは誰が放流したのでしょう?

■子供の頃、緑地の東側には田んぼが広がっていました。今はその面影はほとんどありません。平成2年の花の万博以来、開発が急ピッチで進められました。


■子供の頃によく遊んだ古宮神社。といっても、開発の過程でこの場所に移転されたもの。正月に実家に帰ったときには必ずお参りします。


■公園入り口の一つ。





■本当なら山のエリア(元ゴミ捨て場の本体)に入れるはずが、台風21号による倒木などで、しばらく立ち入り禁止となっていました。風車小屋や雑木林、お花畑などがあって、散策するには気持ちのよい場所です。


■子供のころによく釣りをした大池。


■細長い魚がしきりに石をついばんでいました。


■拡大すると、細長くて体側に黒い筋がある。タモロコ? 昔からいたクチボソではなさそう。


■錦鯉が放流されている。











■よく見るとメダカのような小さな魚。お腹の膨らみ方を見るとおそらくカダヤシ。








■池の向こうの山は生駒山。


■いのちの塔











■普段は水を流している。今日は休止中。擬似的な水辺。





■咲くやこの花館に入ってみる。





■子供の頃乗ってみたいと思っていたオオオニバス。


■世界の花


■高山植物エリア


■コマクサ! こんなところで出会えるとは。




















■カワラナデシコとは雰囲気が違うシナノナデシコ。














■白山でもおなじみ。


■高山植物の定義


■確かに、ガイドブックなどで記載される「伊吹山の高山植物」という表現は間違いで、誤解を生みますが、「灌木や山草のみ」とはひどいいわれよう。独特の自然環境から、ヒメフウロなど石灰岩質を好む植物や、亜高山帯で見られるハクサンフウロやシモツケソウ、北方系のグンナイフウロが自生し、さらにルリトラノオといった固有種など貴重な植生を持つ伊吹山の評価がされていない・・・・(と少し熱くなる)
下の写真に写っているのはシモツケソウとメタカラコウ。





■山のエリアにも入れると、半日は十分に散策できる貴重な府民の憩いの場となっています。最近近くに大衆浴場もできた。


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