このページを作った理由


第一の理由 皆様と感動を共有できればと

平成20年以降、あることがきっかけで暇さえあれば山に登るようになりました。

山に登るようになり、以前からの趣味であった写真のデータが、以前にも増して溜まるようになりました。

自分だけの記録とするならば、それはそれで良いのですが、自分が感動した風景を、少しでも皆様にご覧いただいて、共感いただければこんなにうれしいことはないと思いました。

皆様に見ていただけるという意識を持てば、これまで漫然と写していた風景も、できるだけ良いものをという向上心につながるとも考えました。


第二の理由 伊吹山の自然を守りたくて

学生時代に鈴鹿山脈北端の霊仙に登り笹の海に感動し、さらに平成24年までに3度ほど登りました。

3回目の平成21年の登山時に若干の違和感を覚えました。笹原が少なくなったのではないかと。

そして、平成24年、4回目に登ったときに、立ち枯れた笹原となってしまったことに驚きました。

調べるうちに、その理由が増えすぎた鹿の食害によるものと分かりました。

その食害が今や伊吹山にも及んできています。

現実に伊吹山のお花畑も影響を受けるようになりました。

個人ではどうにも対処することができません。

そのような中、行政やボランティア団体、関連企業などにより平成20年に発足した伊吹山自然再生協議会が伊吹山の自然保護や再生に取り組んでおられることを知りました。

さらに、平成26年から協議会により協力金の徴収が始まりました。

現在はその取り組みの一環として徐々に鹿除けの柵が張られるようになり、その柵の効果は柵があるところとないところを見比べれば一目瞭然です。

協力金については、おそらく賛否両論があろうかと思いますが、部外者ではあるものの、伊吹山の現状と取り組みの効果の一部でも皆様にお伝えできて、協力の輪が広がるきっかけになればと願ったことが大きな理由です。
       平成28年9月 あつげんまーち